フィラリアの予防薬を飲ませていません

フィラリアの薬は毎月飲まないといけなかったり、飼い主の方からすると少し面倒だったりしますよね。また、大型犬ともなると1個がかなり高額になるため、最後のひと月分くらい飲ませなくてもよいのではと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

高層マンションに住んでいるので、フィラリア薬は飲ませていませんが大丈夫ですよね

このようにお話になる方は実は少なくありません。夏場はアスファルトが熱くなっているし、小型犬だから無理にお散歩はしないという方もいますよね。確かに高層階では蚊の数は減りますが、蚊はほんの少しの水たまりがあれば産卵するという、非常に繁殖力の高い虫です。
また、マンションではベランダで植物を育てている方も多いですから、そこから発生している蚊も少なくありません。しかも夜中でも明るいエレベーターに引き寄せられて、人と一緒に上がって部屋に入ってくることもあります。高層階だから全く蚊はいないということはありませんので、しっかり予防されることをおすすめ致します。

もう蚊がいなくなったので、10月から飲ませていませんが大丈夫ですよね

フィラリア薬というと、「フィラリアの感染を予防する効果が1ヵ月持続している」と誤解されている方も多いのではないでしょうか?厳密に言うと、実はフィラリア薬は感染を「予防」しているのではなく、蚊によってうつされた虫を「駆虫」しているのです。極端な話をすると、飲み始めよりも飲み終わりをしっかりとすることが大切です。
ですので、蚊がいなくなった月のさらに1ヵ月後まで飲んでいる必要があり、10月で飲み終わってしまうということは9月までの虫を駆虫して終了ということになります。地域にもよりますが、都心でも蚊は11月まで観察されていますから、12月まで飲むことを推奨されており、沖縄では一年中飲んでいる必要があるんです。

昔はフィラリアに感染して亡くなってしまうが多かったので、フィラリアの予防薬の開発が現在の犬の長寿に役立っていることは間違いありません。フィラリア症は毎月しっかりと薬を飲めば防げる病気ですが、発症してしまうと完治するこということが困難です。飼い主様のご負担も少なくないと思いますが、ぜひ推奨されているとおりに内服することをおすすめ致します。

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