フィラリアの予防薬ってどんな効果があるの?

フィラリアの予防薬には実に沢山の製品があり、有効成分が1剤だけの製品もあれば2剤含まれているものもあります。今回はそれらの一部をご紹介したいと思います。

フィラリア予防薬の有効成分

フィラリアを予防するための有効成分として、現在では以下の4種類が含まれています。
・ イベルメクチン(製品:カルドメックチュアブル、イベルメックなど)
・ ミルベマイシンオキシム(製品:ミルベマイシンA錠、ネクスガードスペクトラなど)
・ モキシデクチン(製品:モキシデック錠、プロハート錠、アドボケートなど)
・ セラメクチン(製品:レボリューションのみ)

イベルメクチンはフィラリアの予防効果しかありませんが、モキシデクチンの一部の製品(アドホケート)やミルベマイシンオキシムには消化管寄生虫の駆除効果、セラメクチンにはノミ・ミミヒゼンダニの駆虫効果があります。

付け加えられている薬剤

上記のフィラリア予防の有効成分の他に、もう1剤添加することでプラスアルファの効果をもたらしている製品があります。
・パモ酸ピランテル:この薬剤は犬回虫や犬鉤虫といった消化管内に寄生する虫を駆除する効果があり、カルドメックチュアブル、イベルメックなどの製品に含まれています。散歩中に落ちているものを盗み食いしてしまうようなワンちゃんには特におすすめですが、もちろん寄生虫がいない状態で内服しても問題ありません。またこれらはオヤツタイプなので、錠剤の苦手なワンちゃんにも人気の製品です。
・イミダクトプリド:この薬剤はノミの駆除効果があります。アドホゲートなどの製品に含まれており、スポットオンタイプ(背中に垂らす液体)なので、どんな薬も吐き出してしまうようなワンちゃんにはおすすめです。
・アフォキソラネル:この薬剤はノミ・マダニの駆除効果があります。現在は最近発売されたばかりの、ネクスガードスペクトラというチュアブルタイプの製品にしか含まれません。フィラリア以外にもやれる予防は全部しておきたい人におすすめの製品です。

同じ有効成分でも沢山の製品がありますし、さらにもう1剤を加えているといろいろな効果が得られるようになっています。一度ワンちゃんに使っている製品にどんな薬剤が含まれているかご確認してみてはいかがでしょうか。

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